花粉・黄砂・雨…春の3大汚れを侮るな!|今こそ知っておくべき放置リスク|第3話
【第3話】
花粉・黄砂・雨…春の3大汚れを侮るな!
「最近、洗車してもすぐ汚れちゃって…」
そんなお声を聞く機会が増えるのが、まさに今、春のこの季節です。
原因はズバリ、春特有の3大外的要因――花粉・黄砂・雨。
このトリオが揃うと、車のボディは一気に過酷な状況へと追い込まれます。
花粉は“見えない酸”の爆弾
春の空気にふわふわと舞っている花粉。
目や鼻を悩ませるだけではありません。
車のボディに付着した花粉は、雨に濡れると「酸性物質」に変化し、
塗装面にシミを作ったり、酸化による劣化を引き起こします。
特に黒や濃色系の車では、白いまだら模様になって目立ちやすく、
「なんかくすんで見える…」と感じる原因のひとつにもなっています。
黄砂は“細かすぎるヤスリ”
続いて黄砂。
これは中国大陸から偏西風にのってやってくる砂粒で、
その大きさは髪の毛の断面の1/10以下。つまり超微粒子です。
この細かい粒子がボディに付着し、拭き取り時に無理にこすってしまうと…
まるで紙やすりをかけたかのように、細かなスクラッチ傷が発生します。
さらに黄砂には金属イオンや化学物質が含まれることもあり、
ボディに長時間放置するとサビの原因にもなる、侮れない存在なんです。
春の雨は“汚れを洗い流さない”
そして極めつけは春の雨。
春の雨は気温上昇に伴い大気中の汚染物質を多く含みやすく、
決して「天然の洗車」にはなってくれません。
むしろ、花粉や黄砂をボディにへばりつかせ、
雨ジミ(ウォータースポット)や、くすみの原因になるのです。
「雨のあとは洗車したくない」と感じる方こそ、
実はこの時期の“アフター雨ケア”が重要になってきます。
放置リスクは“じわじわ”やってくる
これら3つの汚れは、どれも一発で車がダメになるようなものではありません。
でも、だからこそ怖い。
放置していくうちに、
・塗装のくすみ
・シミやウォータースポット
・スクラッチ傷
・艶が出ない
…といった**「なんか見た目が古くなってきた?」**につながっていくのです。
これらの変化は、数日で起こるものではなく、
数ヶ月〜数年かけてじわじわと進行していきます。
だからこそ、春のこの時期に一度立ち止まって、
「ちゃんと汚れを落として、コーティングで守る」ことが大切です。
春の汚れ対策は“早めの洗車+保護”が基本
では、どうすれば春の汚れから車を守れるのか?
ポイントはこの2つ。
✅ 1. 汚れを溜め込まない
→ 花粉や黄砂が降った後や、雨の翌日はできるだけ早めに洗車を。
✅ 2. コーティングで汚れの「定着」を防ぐ
→ コーティングは“見えないバリア”。
花粉や黄砂が塗装に直接触れないことで、落としやすく、劣化を防げます。
「汚れを防ぐ」から「劣化を止める」へ
洗車やコーティングというと、
「汚れたらキレイにする」「見た目を整える」イメージが先行しますが、
本質はむしろ逆。
汚れを防ぐための準備をしておくこと。
劣化を早めないために、今から守ること。
それが、“車を長くキレイに保つ”ための最善策なのです。
春のうちに、愛車にひと手間かけてみませんか?
「まだ大丈夫」と思っているうちに、
ボディは静かにダメージを蓄積していきます。
春の3大汚れを甘く見ず、
この時期だからこそ、愛車のリフレッシュとガードをしっかり整えてみませんか?
次回は、「春におすすめの洗車タイミングと頻度」について、
プロ目線でわかりやすくご紹介します!
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